私もおばちゃんと呼ばれる年代となり、
これまで何度も結婚祝いを贈ってきました。結婚祝いといっても、相手との関わり方で内容も随分と違ってきます。
学生時代からの気心知れた友達なら、ご祝儀以外にパーっと食事会などを開くなど、独身最後のから騒ぎも可能ですが、そうではない友人の場合は、やはり世間一般のご祝儀を包み、結婚前に安くなく高くない物を贈りました。
私自身は結婚する時に、会社の女性の上司から、真珠のネックレスをいただきました。真珠は一見地味ですが、どんな服装にも合い、正式な場への着用が可能です。
後々のことを考えてくれたのだなと、今になって本当にありがたく感じます。また結婚よりも先に子供が生まれるケースもあります。
そんな時は、子供のお祝いにアルバムをプレゼントし、母になった友達には、病室で一緒に食べるためのケーキをプレゼントしたこともあります。
出産は嬉しいだけではなくて、母となったプレッシャーや緊張感があります。ケーキを食べながら出産時の大変な話をするだけで、友達の気持ちもほぐれるようです。
何気ないことですが、一緒にケーキを食べて話を聞くことが喜ばれたものです。アルバムを贈った友達の子供も、数年後には結婚していくことでしょう。
これまで結婚のお祝いといっても、会社の上司のように後々のことを考えた贈りものはしたことがありませんが、そろそろ真珠のアクセサリーを贈る時が近づいてきたのかなと思います。
結婚祝いはもらって喜び感謝し、今度は贈る側の気持ちを知り、順番に経験していくのだなと思います。