結婚祝いプレゼント|時代の変化を感じる来賓祝辞

先日、

久々に会社の部下社員の結婚披露宴に招待されました。

結婚披露宴は最近すっかりやらないか、やっても親戚か友人だけを呼ぶいわゆる「じみ婚」ばかりで、上司として呼ばれたのは、実に25年ぶりのことでした。

大いに楽しみたいと思っていたら、おまけがついて、来賓の挨拶をお願いされました。晴れの結婚披露宴の席で、断るわけにはいかず、不承不承受けました。

私の頭の中には、昔の結婚披露宴のイメージで、仲人をはさんで新郎新婦が鎮座する厳かで神聖な雰囲気の中で、祝辞が滔々と述べられて進んでいくのが結婚披露宴と思っていたのですが、さにあらずで、時代の変遷に大いに驚かされました。

何しろ、仲人席がなく、また、新郎新婦の席がひな壇ではなく、普通のテーブルだったのです。

まったく違う雰囲気の中で、私は以前の記憶で堅く新郎の日頃の仕事ぶりと、人生への応援として3つの袋を大切にするようにと10分ほどのスピーチを考えていたのですが、ほとんどが若い人ばかりで、これではいけないと急遽話を替えることとしました。

結婚披露宴が始まると、いきなり目の前の大きなガラス扉から2人が忽然と現れる形で、のりのりの音楽と共に入場する姿は、まるで映画のシーンを見ているようでした。

わずか5分の間に、これまで3ヶ月もかけて考え、覚えてきた祝辞を3分にまとめ話すことができたのは、ひとえに作家伊集院静の大人の流儀というエッセーに書いてある人生への応援メッセージでした。

落ちるりんごを待つなとメッセージを述べると、会場から大きな拍手をいただき、肝を冷やすような来賓祝辞という大役を無事果たすことができました。

2人への結婚祝いは、もちろん「大人の流儀」の本としました。

Pocket