結婚祝いプレゼント|お祝いという分かりやすい祝福

出費というものは重なるもので、数年前のある年に限って、私の会社の部下が立て続けに結婚をし、その知らせを耳にした以上は、やはり「おめでとう」の言葉だけでは済まされず、

結婚祝いといった分かりやすい祝福

をしなければならないのが大人であり、社会人、そして上司なのであると思います。

しかし、1年のうちに4人も5人も自分と直接関わりのある人間が結婚されたのであっては、正直なところ迷惑な事で、私の財布からお札が羽を生やし飛んでいくかの如く、すぅっと消えてゆくのです。

一層の事、法律で結婚祝いは一切禁止になればいいのになどと無茶な願いを抱きつつも、やはり立場的な事も考慮し、それ相応の金額を包み、いつも渡しています。

更に結婚式に出るとなれば、ご祝儀でまたしてもお札が飛んでゆきます。ですから私はなるべく結婚式には出席しないよう、うまく口実さえも作ります。

その日は法事で実家に帰らなければならないと…その年の法事は2、3回あった事になります。全て出席を断る事も逆に難しいので2、3人の結婚式には渋々出席しました。

私自身は結婚をしたものの、結婚式は挙げず周りの知人などにもほとんど知らせる事はなく、最低限の身内や会社の人間だけに報告し、結婚のお祝いもそれほどあちこちから戴く事はありませんでした。

昔からひねくれているせいか、人から上辺だけの祝福をされる事が嫌いだった事もあり、妻の同意の元、結婚式は挙げずにいたのです。

それに世の中は道理で成り立っていますので、受けた恩は返さなければなりません。それが例え心のこもった祝福でなくても、出されたものは受け取らないわけにもいかず、ましてお返しをしないわけにもいかないのです。

少なくとも私が本当に心の底から祝ってあげたい結婚は、自分の娘がいつか嫁いで行く時だろうと思います。

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